先日、Substack上で無料のアカウント診断を提供している「S u b s t a c k e r . (ぺんぎん) 」さんに、自分のSubstackを診断してもらいました。
診断はこちらから受けられます。
こういう診断、ぼくはわりと好きなんです。
職業柄、データ分析とか解析の仕事をやってるというのもありますが、性格診断も含めて、自分では見えていないものを外から勝手に分類されるのは、それだけでちょっと面白い。
もちろん、全部をそのまま信じてよいものではありません。
今回の診断は、公開されている記事や各種データをもとに、AIでの分析も使いながら結果を返してくれるものです。
当然ながら、見えているのは基本的にSubstack上で観測できる範囲。
ぼくの場合、Substackの外でもブランドサイトを作ったり、イラストを描いたり、音楽を作ったり、AIで妙なものを作ったりしています。
なので、提案部分については「Substackから見ると、たしかにそう見えるよね」という距離感で読みました。
一方で、自分では比較しづらい数字を拾ってくれる部分はかなり面白かったです。
ぼくは「イルカ型」らしい
最初に表示された作家タイプは、
「イルカ型」
でした。
説明は、
「Notesの海を泳ぎ回る社交派の書き手」
らしいです。
……そんなに泳いでいる自覚はないけど。社交派?ぼくが?まさか。
むしろ気が向いたときに海へ飛び込んで、そのまま潜水して数日いなくなるタイプだと思っていました。
ところが実測を見ると、
購読者30人
直近90日の投稿14本
週あたり1.1本
最終投稿は1日前
つまり、ほぼ週1更新です。
これが最初の驚きでした。
体感では「2週間に1〜2本くらい」だと思っていたので、知らないうちにちゃんと更新していました。
人間、自分の更新頻度すら意外と把握していません。
しかも、ちょっとペンギンらしい
イルカ型になった主な理由は、リスタックの多さ。
診断では、
累計リスタック37
いいねに対するリスタック率31%
という数字から「拡散型」と判定されていました。
ただし面白いことに、コメント率も高く、対話が活発な「ペンギン型」の条件も同時に満たしていたそうです。
判定ロジック上、先に評価されるリスタック側が採用されてイルカ型になっただけで、実態としては、
「広がるし、話しかけられもする」
らしい。
イルカなのかペンギンなのか。
そろそろ海洋生物としての自我が芽生えそうです。
ぜんぶ小魚のせい
購読者30人、上位25%
診断によると、購読者30人は、日本語Substack 5,389誌の中で上位25%。
全体の中央値は12人。
30人という数字自体は、もちろんまだ大きくありません。
ただ、比較対象があると見え方が変わります。
さらに面白かったのが、反応率です。
1記事あたりの平均いいねは7.4
同規模帯では上位22%
コメントは上位13%
そしてリスタックは、
上位3%
ここはかなり意外でした。
なんとなく「反応は多くもらえてる方なのかな」とは感じていましたが、他のSubstackと横並びで見る手段がなかったので、自分では判断できません。
絶対値としては小さくても、同じ規模の中ではかなり反応が濃い。
こういう相対値は、この診断で一番ありがたかったところです。
一番刺さったのは「約束が苦手なのでは」
診断の中で、個人的にかなり納得した指摘があります。
ぼくは過去の記事で、
「性格的に定期的な更新が苦手」
と書いていました。
それに対して診断側から返ってきたのが、
「苦手なのは、たぶん約束することであって、書き続けることではない」
という分析。
なるほど。
たしかに。
「毎週○曜日に更新します」
と言った瞬間に急に重くなるんですよね。
でも結果だけ見ると、105日で16本。
なので、
定期更新を約束するのは苦手。
でも継続はしている。
この2つは別物だったらしい。
自分では気づいていなかったところなので、これはかなり収穫でした。
7月から反応が伸びていた
月ごとの平均いいねも出ていました。
5月 4.5
6月 4.7
7月 8.5
8月 11.7
7月からかなり伸びています。
診断では、その理由として「外に向けた記事が増えたこと」を挙げていました。
たしかに5〜6月は、自分が何を考えているか。どういう世界観を作っているか。みたいな、内側へ向いた話が多めでした。
一方で7月以降は七夕企画をやったり、ブランドサイトを公開したり、誰かと関わった結果を記事にしたり。
少しずつ、明確に、外との接点が増えています。
直近だと、
がかなりリスタックされました。
ただ、これは素直に「しらすさん効果」が大きいです。
しらすさん本人が紹介してくださったことで、普段こちらまで届いていない人にも記事が広がりました。
なので、
「LPの記事を書けば伸びるぞ!」
と解釈すると盛大に事故ります。
一方で、自分一人で完結した話だけでなく、誰かとの接点から生まれた制作や出来事の方が広がりやすい、という傾向は確かにありそうです。
診断の提案は、観測と仮説を分けて読む
診断では、この結果をもとに、
「制作依頼への導線を作った方がいい」
「AI活用の方法を他人が真似できる記事にするといい」
といった提案もありました。
このあたりは、かなり納得できる部分と、
「そこまで一直線に結論づけるのね」
と思う部分が混ざっています。
たとえば、
ある実用記事が非常によく読まれている。
↓
Substackの書き手はデザインに困っている。
↓
ぼくならその悩みを解決できる。
という分析。
仮説としては面白い。確かに、とも思う。
でも、実用記事への需要と、有償で制作を依頼したい需要は当然別です。
データそのものと、そのデータからAIがつないだ因果は分けて読む必要があります。
これは診断が悪いという話ではなく、分析を見る側の使い方の問題だと思います。
ノウハウも書く。でも、まず作る
ぼく自身、AIの使い方や制作のTipsを書くことはあります。
今後それらをまとめて商品化する可能性も普通にあります。
Substackは実際、今のところかなり反応をもらえている発信経路でもあります。
なので、
「ここではノウハウを書きません」
と線を引くつもりもありません。
ただ、自分の中で順番はあります。
まず何かを作る。
実際に試す。
その過程を書く。
そこで得たTipsや考え方を共有する。
必要なら、そこから商品にもする。
ぼくにとっては、
「作り方を知っている人」
である前に、
「実際に作っている人」
でいたい。
今回の診断を読んでいて、その距離感は改めて大事だなと思いました。
かなり有用な「外部観測」だった
提案部分については、自分の活動全体と照らし合わせながら読む必要があります。
でも、観測部分はかなり面白い。
特に、
自分では週1ペースで書いていると認識していなかったこと。
購読者数に対していいね率がかなり高かったこと。
リスタックが同規模帯で上位3%だったこと。
イルカ型だけでなく、ペンギン型の性質も持っていたこと。
このあたりは、自分だけでSubstackを眺めていてもなかなか分かりません。
分析って、必ずしも答えを出してもらうためのものではないんですよね。
「外から見ると、こう見えています」
という観測結果を返してもらう。
その結果を見て、納得したり。違和感を覚えたり。「そこは違う」と思ったりする。
その反応まで含めて、自分の現在地が少し見える。
そういう意味で、今回の診断はかなり面白い体験でした。
Substackを書いていて、
「自分のこの数字って多いの?少ないの?」
「そもそもどんな書き手に見えてるの?」
と思ったことがある人には、一度やってみると面白いと思います。
ぼくはイルカでした。
正確には、ちょっとペンギンも入っています。
もう何を書いている人なのか以前に、生物分類から怪しくなってきました。
……そろそろ海に帰ります。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
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